２号機の電装を始めたのですが、F22の時と同じ現象（エレボンがバタつく）が発生しました。
前回はチャンネル間のタイミング、ジャイロの遅延時間などで、Ｖテールミキサーのエルロンとエレベータの入力タイミングが重なることが原因でした。
今回も同様と考え、チャンネルの組み合わせを変えてみたのですが、一向に解決しません。
で、再び、オシロで、調べてみました。

最初に受信機出力のタイミングを調べます。
受信機は国産2.4GHz7chのものです。

左図、上の波形はch.1（TH）、下はch.2(ailon)です。
ch.1-ch.2間は約12msです。
scan timeは45.52Hzと表示していますから、約22msです。
同様に全チャンネルを測定した結果
ch.1-ch.2 12ms
ch.1-ch.3 13.8ms
ch.1-ch.4 2.0ms
ch.1-ch.5 13.8ms
ch.1-ch.6 11ms
ch.1-ch.7 16ms
となりました。特にどうということは有りません。
ch.3とch.5が同時となっているので、確認する為、再測定してみました。

(注、p-p電圧が低いのは、測定時のニッカド電池が消耗していることに由来しています。
又、出力電圧が高いのはサーボを接続しないで、測定したためと思われます。)

これもエルロンと同様の出力形態をしています。

従って、いつも使っているＶテールミキサーの入力仕様と異なる為、使えないことが解りました。

びっくりしました。今までの製品は入力１回に対して、１回の出力が演算後遅延して出力するものでしたが、これはサーボに対する出力が約5.44倍、それも正数比では有りません。
入力に対して、出力タイミングが、勝手?に出ています。

次にエルロンに使う予定のジャイロの入力出力間の遅延時間を測定します、
国産の2010発売されたものです。

次にエレベータに使う予定の廉価版ジャイロの入力出力間の遅延時間を測定します、
国産の2010発売されたものです。